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四十肩・五十肩とは?

昔は四十肩と読んでいましたが最近では五十肩と呼ぶことが一般的になっています。

五十肩とは今まで何の異常もなく普通に動かしていた肩が、ある日突然、激痛とともに動かせなくなり腕が上に上げられなくなる(ある一定以上に腕を上げると激痛で動かせない)病気のことで、五十肩と四十肩は同じ症状で、としうでとも呼ばれているそうです。

医学用語では肩関節周囲炎(かたかんせつ しゅういえん)と言います。
 一般的な肩凝りや筋肉痛は筋肉の疲労等によって起こりますが、五十肩は肩を動かす為の筋肉や腱が痛んで傷ついたり老朽化して、肩の関節の周囲が炎症を起こしてしまう事です。

その肩の関節は、人間の体の関節の中で一番動かす範囲が広い重要な間接です。そのため脱臼等もしやすくなります、肩の動きを正確にコントロールし、動かす為の筋肉や腱がたくさんつながっています。

肩を動かす為の重要な働きをする筋肉や腱が炎症を起こすのですからものすごい激痛が走るのですからたまったものでは有りません、動かしたくてもすごく痛くて動かせなくなります。

四十肩・五十肩はなぜおこるのか?

肩の関節は肩甲骨(けんこうこつ)と上腕骨(じょうわんこつ)等の骨とそれを動かす筋肉やじん帯などで肩が構成されています。

これらの肩の筋肉と骨を繋いでいるのが腱板(けんばん)と言う腱の集まりに成ります。
腱板は上腕骨と肩甲骨の一部である肩峰(けんぽう)という物に挟まれています。
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健康な人の腱板はやわらかく弾力性があるので腕を無理な方向に動かしたときに肩の関節や骨に挟まれても傷つきにくいのですが。

ところが、年齢を重ねて腱板の老化やスポーツ等のしすぎによって肩の組織が硬くなってしまったり傷ついてしまっているとそれにより腱板は傷つきやすくなります。

また冷えや肩の使いすぎにより普通はあまりしないような姿勢の動作をする事により腱板が何度も何度も傷ついて行く事で肩の間接の周囲に炎症が起き肩や腕を大きく動かした時に激しい痛みが走りしばらく腕や肩を動かせなくなります。これが五十肩(四十肩)です。

五十肩は夏暑い時期に、冷房の良く効いた室内やオフィスなどで肩を冷やしてしまうと五十肩が発症しやすくなります、この冷えにより肩を動かす為の腱板が傷ついてしまうからです。

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冷え・運動不足は五十肩の原因

肩が冷えてしまうと五十肩(四十肩)を引き起こす原因になりやすくなります。

とくに夏では室内が冷房でガンガンに冷えていたり、薄着で居ることが多くなり冬よりも肩が冷えやすい環境にあります、このために、五十肩(四十肩)は冬よりもとくに夏場に発症しやすくなっています。

室内の冷房などにより肩が冷えると言うことは、血行が悪く成ってしまいます。

その様な状態長時間過ごして高い所の物を取ろうとしたりして上に手を伸ばしたりするような普段ではあまりしない動作をすると肩の関節に負担がかかり肩関節に炎症を引き起こしやすくなります。

それから肩の冷えと並んで五十肩(四十肩)を引き起こす事が多い原因となっているのが肩廻りの運動不足によるものです。

今住んでいる現代では、生活のほとんどが家電化されて、家に居ても楽になってきていいます。一昔前なら、家の仕事をするにも肩を使う様な事がたくさん有りましたが、近年では、洗濯するにも洗濯機など全自動でやってくれます。

部屋の電気やテレビ等もリモコンが付いていて動かなくてもいろんな操作が出来てしまい生活が楽になってきました。

それに伴い、体を動かすことが少なくなり肩を動かしたりする運動の機会がめっきり減ってしまいました。

私たちの生活が便利に成っていくと腕を後ろに回したりする動作や、肩を垂直に上げたりするなどの肩を大きく動かす様なことがあまり必要ではなくなってきます。

この様に肩を動かす事が少なくなってくると、運動不足により肩の関節は硬くなってしまいます。その様な時に急に重いものを持ち上げる等の動作をした時に関節炎を引き起こす事が多いです。

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